マッサージをすると、体が温かくなる。
滞っていた血流が改善されて、ホカホカします。

でも、マッサージをしていると「寒い」と訴える方もいます。
奥に潜んでいた冷えが表に出て、冷えが体をめぐる、からかも知れません。

冷えというのは病気の重要な原因です。
しかし冷えは原因ではなく結果であるにすぎないのです。
だから根本的に言えば体温を上げても問題の根幹は改善しませんが、冷えが治っていれば状態はかなり改善していることが期待されます。

体温に関しては筋肉量、食べ方、栄養素やミネラル、甲状腺ホルモン、エストロゲンなどのホルモンにも影響を受けます。
だからこれらが改善しないかぎりは同じなのです。

これは東洋医学を用いる人などによくみられる間違いです。
よく誤解されることです。

温性の生薬によって冷えを取るなとという処方行為自体は、所詮解熱薬で熱を下げていることの反対にしかすぎないのです。

つまり漢方自体も対症療法であり、中医学はさらに西洋医学に近しいということが言えなくもありません。
温灸などにも同じようなことが言えます。漢方も温灸も無駄ではないのですが根本的な治療ではありません。

じゃあ、どうするかというと、急がば回れの体質改善が重要なのです。
冷えをよくすることは筋肉量を上げて元から体質を変化させていくこと、体やホルモンを構築する冷えを改善していく食べ物を摂取すること、そして交感神経と副交感神経の調節をすることになります。

あと、逆説的ですが重要なことは、冷えを感じているのも重要だという認識です。
寒ければ冷えを感じるのは当たり前、通説流布で「冷えはダメだ」しか頭にない現代人は、野生動物としての基本さえ忘れてしまっています。

それを理解したうえで非生物的、非野性的な体温の低下を防ぐことに意味があると考える必要があります。冷えの改善は低体温の改善に通じます。

◆冷えや低体温が改善しやすくなる方法。

1.白砂糖や精製穀類などの精製物をやめる
2.筋肉量を増やす
3.添加物や農薬や経皮毒類など化学物質を遠ざける
4.動物性食品を食べる
5.野菜は要注意
6.温めなさいでよいのかどうか
7.冷暖房を使い過ぎない
8.常在菌を多く保つ